メジャーエンブレムの休養で思い出したこと

NHKマイルCを優勝後、左トモの半腱半膜様筋を傷めたために経過観察中だったメジャーエンブレムに関し、ノーザンファームの吉田勝己代表は、
「秋華賞には間に合いません。年内の復帰も厳しいと思います」
と語り、今後の予定は全くの白紙であると明らかにした。

メジャーエンブレムは引き続き、ノーザンファーム天栄で放牧される。
桜花賞4着敗退後、自身初である中3週の競馬となるNHKマイルCに挑戦するというプランが浮上し、参戦して勝利したことで雲散霧消になってしまったが、そこまで守ってきた余裕あるローテーションのルールを破っての出走には、ファンも色々なことを考えたわけで、好結果だったとはいえ、反動の心配は少なからず燻ぶっていた。

桜花賞馬のジュエラーも春後半から初夏にかけては、レースに使える状態になかったから、もう1か月後に迫ったローズSに無事出てきてくれることを願いたいものだが、この再戦先延ばしの報に接し、残念ながら嫌な流れができつつある。

オークス馬のシンハライトが常に自分の持っている能力を安定して繰り出せるのに対し、母系にもう少し重い血の入ったマイルタイトルホルダー2頭は、競馬の内容にいつもリスクが付き纏う弱点も持ち合わせている。
2歳女王は速すぎて、ジュエラーはちょっと後方からの追走に慣れ過ぎてしまった影響が、騎手心理をより硬直化させてしまったようにも映る。

日本競馬は全体の時計が速く、特に、秋華賞は近年強烈なレコードが頻発している状況からも、マイルで速く走れる能力を示してしまった2つの才能には、まだ苦しい戦いが続く可能性を暗示するかのような話である。
 
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