昔ガソリンスタンドで働いていたのですが、その時取った危険物取扱乙種第4類の免許について話します。
乙種を取ったんですが、結構難しく2回目の受講で受かりました。
確か年に2回くらいしか試験がなかったと記憶してます。
合格率は30%くらいでした。
その際に危険物について勉強しましたが、今ではもう忘れてしまって覚えていません。
第4類とは、引火性液体のもので液体であって、引火性を有するもの。引火点250度未満のものと定義されています。
ガソリンや灯油などの液体燃料がこの種類になります。引火性液体は、液体自身に火が点くのではなく、液体から発生する蒸気(揮発し気体化したもの)に火が点きます。
実際に火が付いた際の消化方法なども学びました。ガソリンは水よりも比重が軽いので、ガソリンの火災の場合、水を使うとダメです。
液体が気化した物質と酸素が合わさって火種があると燃える仕組みになっているので、酸素濃度を下げると鎮火します。火種が小さいならば燃えにくいものを被せると大体消えます。
まれにタンクローリーの火災とかあると火種が大きいのでなかなか消化できませんよね。
消火器は細かい泡を出すことによって、引火物に幕を張り酸素の供給を止めて消化する仕組みです。
電気火災の場合はまた違う消化方法になります。
冬場など、灯油を使う機会があるので気を付けたいですね。