今回はドラフト2020についてです。
おそらく、ドラフト2020では注目度No.1となるでしょう。
それは早川隆久です。
コロナの影響により、8月に開催された六大学春季リーグですが、炎天下の中、155km/hという球速を記録しました。
なんでもこれは六大学の左腕史上最速のようです。
つまり歴代No.1です。
これはかなり期待度が高いですよね。
彼は高校時代からドラフト候補でしたが、木更津総合の育成方針もあり、大学へ進学しました。
この時は、本格派というよりは、成瀬などのようにキレで勝負できるタイプという印象でした。
大学でも、そんな感じだったのですが、球速はどんどん速くなり、いつの間にか本格派になっていました。
やはり高校生は化けるものですね。
そんな早川隆久ですが、球速だけが凄いわけではなさそうです。
早川隆久の凄さを紹介しているサイトがありました。
引用:【ドラフト】早川隆久(早稲田)の成績・経歴・特徴
「腕の振りが柔らかく、腕を縦に近い形で振れているので、回転の質が良いのでしょう。
また、回転数はプロの平均を超えています。」
「回転数ランキングでもスライダー、カーブがランクインしており、そのレベルの高さがわかります。」
つまり、早川隆久は球速だけでなく球質も抜群という事ですね。
この分析はプロのスカウトも参考にして法が良いんじゃないですかね?
現在は、MLBでも回転数や回転軸を見ることで、選手をより正確に評価・分析できるようになっています。
NPBではまだまだこういった分析が追い付いていないようですが、ドラフト候補となるとなおさらでしょう。
しかし、こういった回転数データが出てくるとなると、スカウトも考慮せざる得ないでしょうね。
こういう活動を、プロのスカウトや球団が率先してやってくべきでしょう。
もしかしたら、本物の逸材が見つかるかもしれませんよ。