俺の親父はきこりだ家まで色々な変な現象に会うことは珍しいことではないらしいけど一回俺が小さい時に死ぬほど青ざめて帰ってきたことがあった。
そして困ったなー困ったなーってずっと言ってた。
俺は気の強い親父がなんでこんなうろたえているのか理解できなかったんだが親父はいつものように家までチェーンソーで木を切っていたらしい。
仕事は一人でやっていたエンジンの音に混じって頭の上から一瞬甲高い音が聞こえたらしい。
すぐにエンジン切ったんだが周りに人がいるわけでもないそれもそのはずでその親父の言ってた山は標高が高いところにあり人なんか誰も近づかない山針葉樹の森だった。
なんで親父は気のせいだと思ったが再び頭の上から甲高い声が聞こえたらしい。
今夜はごちそうだぞ生贄は用意してあるかとかそこだけ聞こえたらしい。
でも声の響いた方を見たが誰もいないしかも上から聞こえてきたらしいさすがの親父もビビってパニックになったらしい親父は大声で叫んだんだって。